ふぁんトントのブログ

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山スマホのススメ

      2015/10/08

新聞やテレビでは、「歩きスマホ」や「スマホ依存症」といったネガティヴな情報がよく話題になります。広告主を奪われた彼らにとって、スマホは仇敵ですからね。必死にdisる気持ちはよくわかります。でも、ふぁんトントにとってスマホは山歩きに欠かせない相棒なのです。


地図読みの基本は現在地を知ること。地図アプリは強力なサポート・ツールとなります。

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山スマホの条件とは?

山でスマホを使って何をするかと言えば、ズバリそれは地図アプリの活用です。Google Mapsのようなインターネットの接続を前提にしたモノではなくて、圏外エリアの山中で利用することを前提にしています。スマホのアプリには無料で国土地理院の地形図を扱えるモノが多数存在するのですよ。

地図ロイド(http://www.chizroid.info/)
地図ロイド
GPSを一定間隔で取得して軌跡を地図に重ね表示ができる

最近のスマホはGPSやGLONASSの人工衛星による測位システムを活用する機能が向上しています。携帯電話網を利用した補助システムA-GPS(Assisted GPS)を併用できるために、コールドスタートからの測位時間が大幅に短縮され、途中でGPSを掴めなくなる(ロストする)ことも稀になりました。(測位間隔を毎6秒に設定)

機種による性能差もほとんどありません。
Compass
コンパスアプリで測位可能な衛星の数が分かります。

GPSなどの電波は携帯電話の通信網に依存しない独立したシステムです。したがって、地図のデータを事前にスマホへ入れておくことで、山中のような場所でもスマホを活用できるというわけです。GPSの電波は上空に障害物がなければ、低山から高山まで受信が可能だからです。

山スマホに適した機種とは

スマホと言っても多種多様なモノが存在しますので、ふぁんトントがこれまでの経験上「これだ」という条件を考えてみました。

実にシンプル。次の2条件のみ!

  • 防水・防塵性能があること
  • 本体価格は3万円前後
  • 細かなことを言うといろいろありますが、ふぁんトントが山スマホの機種を選定する上でのポイントは、『専用機』として他の用途には使用しないということです。上記の条件だと、iPhoneは真っ先に候補から外れます。

    2013年春から使っている山スマホ
    SO-03D
    Docomo SO-03D(Sony Ericsson製、現Sony Mobile)

    『専用機』にすると言っても、イザとなればカメラ機能も使えるし、格安SIMだと月額1,000円以下でLTE通信のできる端末を維持できます。不必要なアプリを極力排除したスマホと考えればいいでしょう。

    後継機種を模索する

    ふぁんトントが山スマホとして愛用している機種(SO-03D)は、使用開始から2年を過ぎてもまだ現役バリバリで活躍中です。山に限らずアウトドアで使うことを前提にすると、防水・防塵は絶対条件。雨が降ってなくても、じゅくじゅくになった軍手で触りまくったりしますからね。専用機にすることで使用頻度が限定的となり、端末の寿命が延びているように思います。

    2年以上使って劣化は極小
    Battery

    しかし、そろそろ後継機種を考えねばなりません。SO-03Dはバッテリー内蔵型でユーザーが交換できない仕様だからです。バッテリーの劣化はすべてのスマホが抱える問題。これが解決するようだと、反原発運動も必要なくなるでしょう。

    後継機種の候補たち

    ちょっと脱線しかけているので、早速、後継機種の選定を行いましょう。

  • (1) TORQUE G01(au / 京セラ)
  • TORQUE G01
    予想価格25,000円前後(製造は終了した模様)

    今年の夏に新機種のTORQUE G02が発売されていますが、一括購入で50,000円以上するらしいので、選考の対象になりません。旧機種となったG01は、今年の夏前に20,000円程度で売られていました。auショップで契約しなくても、ヤフオクなどで入手できます。現在は在庫が僅少となったために、実売価格が上昇。入手も困難です。(中古品は安く入手できます)アウトドアに特化した仕様がとても魅力的ですし、見た目もカッコイイですね。

  • (2) TORQUE SKT-01(SIMフリー / 京セラ)
  • G01よりスペックは見劣りします。内臓ストレージ8GB・メモリ1.5GBは山スマホとしては十分ですが、画面解像度が800x480WVGA(4.0インチIPS液晶)となっています。候補機種で唯一、クレードルを利用して充電できます。これは魅力的です。

    画面比較(表示範囲に違いが出ます)
    画面比較
    左(800×480)、右(1280×720)

    手に持った感じでは、4インチぐらいが最適です。最近の大きなスマホは手に馴染みませんし、さりとて小さすぎると物足りない。WVGAでも慣れれば問題なしです。今のところ最有力候補の一つです。某ネットショップで19,800円でたたき売りに出ているという噂です。

  • (3) Xperia M4 Aqua(SIMフリー / SONY)
  • http://www.sonymobile.com/global-en/products/phones/xperia-m4-aqua-dual/#red

    Xperia M4 Aqua | Dual Sim Camera Phone – Sony Xperia (Global UK English)

    実売価格31,000円~

    やっぱりXperiaは所有欲が湧いてきます。現在使ってるブランドで愛着もあります。価格が円安相場の影響で3万越えるのが痛い。個人輸入する関係で、トータルで4万円近くになる可能性もあります。これでは、条件に合わなくなってしまいます。


    魅力的な端末ではありますね。

  • (4) MOTO G 3rd.Gen.XT1541(SIMフリー / Motorola)
  • http://www.motorola.com/us/products/moto-g

    Moto G (2015) – Unlocked Android Smartphone – Motorola

    実売価格25,000円~

    防塵性能に不安はありますが、工夫すれば問題ないでしょう。(水中撮影を行うわけではありませんので)価格的に問題はなく、端末を自由自在にカスタマイズできる可能性が最も高い機種です。山スマホとして根性を叩き込むのに適しているでしょう。


    Lonさんのレビューは歯切れがいいけど、ちとやり過ぎかも。動画の2分30秒頃から注目。
    https://youtu.be/evV9lc8DqwM?t=2m30s

    日本未発売の機種であっても、周辺のアクセサリーはアマゾンで入手できるので安心なのですが、デザインはイマイチかな。

    (3),(4)の実売価格は、2015.10.06現在のEXPANSYSで調べたものです。為替動向により価格は変更になります。

    スマホの活用で行動範囲は確実に広がった。

    2008年6月に日本で発売されたiPhone3Gを店頭で手にしてGoogle Mapsを起動させた時、「これだ!」と思いました。「こんなモノ日本では売れないぞ」という意見も多かったように思います。

    http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0901/05/news008.html

    2008年の通信業界を振り返る(4):iPhone 3G、スマートフォンそしてMVNO──2009年注目のキーワードは (1/4) – ITmedia Mobile

    初めて手にしたスマホはiPhone3Gだった。
    iPhone3G
    発売から一年後の2009年6月に入手!(懐かしいです。久々に箱から出しました.。)

    これ以降、山歩きのスタイルが少しずつ変わっていきます。当時は月額費用が今の数倍必要だったので、フル活用はなかなかできませんでした。しかし、ソフトバンクの2年縛りの呪縛から解き放たれてスマホを安価に利用できるようになると、急速に行動半径が大きく広がっていくことになりました。

    おかげで毎月の維持費は、700円~(税別)ですみます。

    スマホに対する歪んだバイアスはなしの方向で、、、

    山スマホで位置確認
    山スマホ
    「なんだコイツ、山でも歩きスマホかよ」は、ちょっと待って。

    カッコだけ見てdisらないでくださいね。初めて訪問する場所で自分の現在地を知ることは重要です。ましてや未知の山中で、カンと経験だけに頼るのは危険過ぎる。現在地や自分が今どっちに向いて進んでいるかを正確に知らなければ、地図読みどころの騒ぎではありません。

    電波が繋がる必要はない。GPSさえあればよい。
    カシミール連携
    カシミール3Dと連携させるのが鍵

    山スマホが活躍するのはこんな時

    星田六十山のピークハント Part2


    星田六十山のような複雑な地形で、山道が錯綜するような場合、自分の位置を確認できるのは心強い味方になります。

    ブックマーク登録した地点をスマートウォッチに通知させる。
    スマートウォッチ
    山スマホ上級編(スマートウォッチ連携)ここまでやる必要はないけれど、、、

    アプリによっては登録しておいた地点に到達したときに、通知してくれる機能もあります。使いこなせば山歩きの楽しみ方がきっと変わるはず。「スマホを使うと頭が悪くなる」とか、スマホに対する歪んだバイアスを捨ててみましょう。きっと新しい世界があなたを待っています。

    では、また。

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