ふぁんトントのブログ

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Panoskin SVE(LCP360)を使ってストリート・ビューに公開してみました

      2017/08/19

Blog Title 20170407

GoThruに続いてベータ版の提供が開始されたPanoskin SVE(LCP360)を使って、Google Mapsにストリート・ビュー画像(複数の全天球パノラマ写真を連結したツアー形式の画像)を公開してみたと言う記録です。

  • 開始のお知らせ
  • 2017年4月1日から提供を開始する旨のメールが届いたのは、3月30日のことでした。GoThru Moderatorは2月の中旬頃からベータ版を一部のユーザーに開放し、問題点を一つ一つ解決しながら進めてきたのと対照的です。GoThru社ではFacebookの非公開グループがサポートの拠点となっており、開発者Al Bug氏の人柄の良さとユーザー目線の姿勢が高く評価されています。(LCP360社の律儀さにも頭が下がります)

    Panoskin SVEのチュートリアル・ビデオが公開された。


    youtube

    一方、同じウェブツールで提供されるPanoskin SVEはGoogle Street Viewへの公開に関しては「完全無料」を謳っており、その信憑性とツール自体に対する信頼性を早急に見極める必要がありました。これまでのデスクトップ・ツールは、Bracketing撮影した12枚の画像をStitchingできる機能を備えたモノでありながら、「完全無料」で提供されて来たのです。それが”Trusted Photographer”の称号を得る一つのメリットでもありました。

    従来のエディターが提供していた複数階機能(Levels)やホテルモード(Islands)、Googleの検索結果に表示される「中を見る(See inside)」の表記などは、ビジネスを展開する上でとても重要なファクターと言えるでしょう。その一方で、画像の連結に生じる乱れ(壁を突き抜けることも)、公開の遅延や不具合など、不満点が多かったことも事実です。選択肢のない無料サービスに委ねるという危ういビジネスだったワケですね。

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    “Panoskin SVE”の使用を開始!

  • ログイン情報が到着
  • GoThru Moderatorと共通するのはウェブツールであるということ。ブラウザからログインするだけで事足ります。ソフトウェア等を新規にインストールする必要がありません。機能の追加や改修が行われた場合も、手元では何もする必要がないので、手軽に試すことができますね。(updateを意識する必要がない!)

    ログインから初期設定まで

    GoThru Moderatorでは、Googleのアカウントでログインする方式でした。認定フォトグラファーのアカウントを使ってログインするだけで、あとは特に必要な設定はありません。撮影者情報にはGoogleのアカウント名が採用されます。一方、Panoskin SVEでは、サポートから送られてくるログイン情報でツールにサイン・インを行い、名前やメールアドレスなどを登録し、パスワードをリセット(再設定)します。

  • Attribution Name
  • 旧エディターにあったAtrribution Nameの設定は廃止となり、会社名などの併記が不可能となった模様です。しかし、この変更は昨年7月の改定により、旧エディター利用者以外はすでに適用されていることです

    Panoskin SVEの初期設定は少々煩雑です。これは、後々、Panoskinが提供を予定している有料プランへの布石だと思われます。”Basic Info”と”Street View”の認証手続き(Authorize)が求められます。当初はGoogle Driveへのアクセス権も同時に認証する必要がありました。現在は改められて、後にGoogle Driveからのimport機能とAuto-Stitching機能を利用する場合に必要となります。但し、Auto-Stitching機能は有料オプションと思われます。

  • “Clients”の作成
  • よく分からないのが、”Clients”という項目だと思います。当方は”Localguides”という名称でClientを一つ登録し、「生駒山系ローカルガイド」関連の画像はここから公開する予定です。各Client毎に登録可能なツアー数の上限などを設定できる仕様となっています。

    肝心の編集機能と公開手順

  • 公開場所を設定する
  • “Clients”のページを開いて、”Street View”の列にある”+”マークをクリックしたのが上掲の画面です。ツアーのタイトル名 (title)を任意で入力して、公開する「リスティング」または「住所」を検索から選んで決定、”Start building”をクリック。

    次の画面で”Add island”をクリックし、上に白いタブで”Enter A name”と出たら、テキトーに名称を入力しておきます。これは、いずれ実装される”Levels”と”Islands”機能の将来像ですね。現状はAPIのupdate待ちとなっています。Levelタブを追加すると、”Add Scene”というボタンが現れますので、クリックしてuploadパネルを呼び出します。

  • アップロード画面
  • 青いパネルの上に画像を投げ込むとアップロードが開始されます。完了までの速度は、それぞれのネットワーク環境に依存します。(当方はADSL環境ですが、スムーズに公開できました)画像の上限サイズが20MBとなっていますが、いずれGoogleの上限に合わせるとの回答がFacebookのGroupにありました。(一説によると100MBだそうです)しかし、その回答では次のようにも書かれています

    In regards to limits on uploads, we are incresing that today to Google’s limits(which tecnically is 25mb). We will continue to recommend 6000×3000 because the imagery is good for web and it will upload faster.

    上限値(Google’s limits)に食い違いがあるようですが、後半のrecommendには納得できます。閲覧者の立場になればわかること。高画質であることだけを「ヨシ」とするのは傲慢な気がしています。多くの”Pros”は納得していない様子だけど。。。

  • 編集画面
  • 編集作業については、Panoskinのサポート動画などを参照してください。基本的に操作は難しくありません。これまでのツールを使用したり、アプリで連結作業をなさっていれば尚のこと。

  • 公開画面
  • Googleマップへの公開作業はクリック一発で終了します。Panobotのユーモラスなアニメ動作が終了したら10分ほど待ちます。アプリのプロフィールタブで画像を確認。連結が完了していなかったり、画像に欠損が生じていたら、もう一度”Publish”をクリック。最後はアプリの出番ですよ。アプリの。

    八王子神社(八尾市神宮寺)

    Googleマップ – ストリートビュー

    Street View App

    Street View App

    上掲の場所では10枚の画像を撮影し、その内7枚をPanoskin SVEにアップロードしてModerationの作業を行いました。公開から10分ほど待って、ストリートビュー・アプリのプロフィール・タブで確認できるのは、GoThru Moderatorも同じでした。その際、連結の不具合やエラーのチェック行い、細かな修正はアプリ上で行います。今回のケースでは画像の②と⑦が連結されていなかったので、ワンタップで修正完了です。(このスクショを見ていると”Constellation”の意味がよく分かりますね)

    *) Islands機能が有効になると、リンクしない画像のuploadも可能となります。

    Googleマップ – ストリートビュー

    今後は、デスクトップ・ツールとアプリの連携は欠かせません。むしろ、デスクトップ・ツールで出来ることは、アプリでも全てできることばかり。問題なのは、小さな画面で指先を使って作業するのが煩わしい。アプリで多数の画像を連結するのは困難を極めるからですね。次回は、アプリを如何に使いこなすかを考察してみたいと思います。

    編集のお供に格安スマホはいかがですか。

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    長い文章をお読みくださってありがとうございました。現在、Pano2VRと格闘中です。では、また。

     - PC, モバイル , ,

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    Comment

    1. Minami T. より:

      Gフォーラムではありがとうございました。
      こちらのページ参考にさせて頂いております。
      panoskin以外のエディッタソフトを試されて感触の良さそうな物は有りますか?
      panoskinも慣れれば、良いのですが今後 無償の範囲がわからなくて有償になるのであれば、他の選択肢もあるかな?と思っています。

      教えて頂ければ、幸いです。

      • こちらこそありがとうございました。かえってご迷惑をお掛けしたかもしれませんね。Topなんちゃら言っても、全く専門的な知識をお持ちじゃないようで、たまたま当方の記事がリンクで紹介されてるのに気が付いてから、書き込むようになりました。ストリート・ビューはもっと幅広く活用されて良いはずで、ビジネスだけが活用の場所ではないと思うのですが。。。
        GoThruのAl BugさんとFacebookを通じてよくお話する関係から、とても言いにくいことなんですが、現時点で最も使い勝手が良くて不具合の少ないツールはSVAと言えますね。ただし、これはGSVに限っての話です。それぞれの独自プラットフォームはまだ十分検証できていません。また、現在Pano2VRと格闘中でして、「使える」という自信がついたら、まずトライアル版でツアーを公開し、その後購入する予定です。

      • Minami さん、追記です。

        該当のビジネス・リスティングをデスクトップで表示させてみたところ、ストア・フロントの一枚のみがサムネールとして表示されているようです。
        オレンジ・ドット一つで表示された旧エディターの廃止から、新しい表示への移行過程で一時的なことかもしれませんが、お豆腐屋さんのツアーで内部までしっかり見ることができました。入り口から左右に一ヶ所ずつ撮影なさっていますね。

        以下は当方が撮影したツアーですが、一階と二階で6枚の撮影画像で構成しました。

        https://goo.gl/maps/owHoaCwNYhy

        上記の場合、すべての画像がビジネス・リスティングにサムネールが登録され、画面下のcarouselからも確認できます。また、MinamiさんのContribution tabの写真内にも2枚しか登録されていません(当方からはそのように見えます)
        「画像の承認、拒否」よりもこちらの方が深刻じゃないでしょうか。Panoskinが関係しているかもしれません。当方にても、再検証を行いたいと思います。

    2. 小松 より:

      ふぁんトント様
      大変有力な情報をご掲載いただきまして、誠にありがとうございます。
      実体験による記事は読みごたえがあり、多いに参考にさせていただいております。
      厚かましいお願いですが、panoskinの申し込みの仕方も載せていただければ嬉しいです。
      当方も調べてみましたが、わからなくて、、、
      よろしくお願いします。

      • 小松様
        コメントありがとうございます。LCP360というのが、親会社となってPanoskin SVEを提供しています。
        リンク先のページ下に “Tell Us About Your Project” というフォーム欄がございますので、必要事項を記入して「おれはフォトグラファーだ、使わせろ」的な文面を送信なされば良いと思います。当方もテキトーに記入して送ったところ、ログインに必要なパスワードとユーザーネームが届きました。3月の初めに登録して届いたのが4月だったので、書いた文面までは覚えていなくて、、、申し訳ないです。

        • 小松 より:

          ふぁんトント様
          ありがとうございました。
          教えていただいた通り、メールをしました。
          ”出来るだけ早く”をつけて送ったところ、なんと昨晩未明に返信があり、ID,パスワードが手に入りました。そして今日一日Panoskinと格闘しましたが、機能が限定されていて使いやすいです。
          ただ、こういったコンステレーションを使えば、ふぁんトント様の投稿の様に複数枚のパノラマが”ひとまとまり”になるのかと思ってましたが、残念ながら、私の場合は、全部のパノラマが載ってしまいました。
          これじゃGSVアプリと変わらない(?_?)って感じです。

          私は認定フォトグラファーを目指して、近所の公園などのパノラマをせっせと投稿している(自称)TP候補生です。認定にならないとひとまとまりができないんでしょうか?
          その辺の事、おわかりでしたら、ご教授くださいませ。
          (秘密の場合はそれでも構いませんので、、、)

          • 旧エディター(Panoeditor)廃止に伴い、”See inside”とオレンジドットによる表示方法も使えなくなりました。今後、新たな表示方法に変わる可能性はあります。先日のサミットで発表された中にあったもので、「ブルードットで繋げたpath(道)に限り、ライン化される」というのがソレですね。
            オレンジドットでは、内観と外観の画像(サムネール)を撮影者が任意に設定できました。ご指摘の通り、現在ではすべての画像がcarouselや360°ビューに表示されます。この仕様変更は、プロ、アマ問わず全員に適用されるものですから、新しい方法に早く慣れて、自分なりの手法を身に付けることが得策です。特に、GSVアプリ(SVA)の「酸いも甘いも噛み分ける」ことが肝要。デスクトップ・ツールはどれも発展途上です。SVAを使いこなせば、小松様は一気にトップへと躍り出ることも可能ですよ(笑)いやホント。
            アプリからでもマップからでも、とにかく50枚の画像を公開なさって、TPの認定を取得なさってください。そして、LocalGuides ConnectのSVTPフォーラムでお会いしましょう。ツワモノが揃いつつあります。では、また。

            • 小松 より:

              そういうことだったのですね!
              ここでまた、いくつかのキーワード(知らなかった!)を教えていただきましたので、検索してみます。
              人が居ない公園やお寺を探して50枚投稿します。
              また、よろしくお願い致します。
              ありがとうございました。

    3. ベック より:

      はじめまして、パノラマ写真に挑戦中の者です。
      各ページを参考にさせていただいております。
      質問なのですが、底面を撮影せずに一つの場所で4方向撮影しておりますが、Ptguiを使用して
      加工すると底面が黒塗りになってしまいます。
      https://tourmake.it/ja/tour/b7515983531dc03a0e5af771243b1096
      のように底面を撮影せずに、三脚部分を周辺の画像から絞り込む様にするにはどのように
      すればよいのでしょうか?
      お手数をかけますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

      • ベック様
        コメントありがとうございます。リンク先のツアーを拝見させていただきました。残念ながら、当方にはご指導申し上げるほどの知識と経験を持ち合わせておりません。記事をお読み頂いたということで、誠にありがとうございました。記事でおわかりのように、当方が行う底面処理は、「消す」「ぼかす」「ロゴを貼る」の三種でして、「ぼかす」はリンク先のツアーに近いものですが、似て非なるモノです。いずれの場合も、GIMP+G’MIC を使用しております。お力になれず申し訳ありませんでした。

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